【ミロス島お勧め観光スポット】ヨーロッパで一番美しい島の魅力5選を独断でご紹介! | ミロス島

ミロス島、とても魅力的な島なのに交通の便があまりよくないが故に日本からのツアーでは外されてしまう島……。
しかし是非一度は行って頂きたい!
サラキニコビーチレストラン教会ホテルクルーズ体験などは別記事で紹介済みですが、他にも筆者お勧めのスポットを五つほどまとめてご紹介します!

ミロス島への渡航手段は二つ。
空か海か、です。
もちろん船の方がリーズナブルですが本土のピレウス港から片道6時間ほどかかるうえに天候によってはすぐに欠航となってしまいます。
その点飛行機であれば船よりは少し値が張りますが30分ほどで着いちゃいます。
プロペラ機だけどね!

ミロス島は全体的にこんな感じです。
乾いた大地に風が強く吹き、からっとしている過ごしやすい天候の日が続きます。

島全体は三日月のような、つぶれたクロワッサンのような形をしています。
中心は船の発着があるアダマス港なのかな。
因みにオフロードとあるのは筆者が借りたレンタカーではその地域に行っちゃだめよーという事らしいです。
なるほど、サービス適用外ってことね。

さあ、筆者が自由気ままに周ったお勧め箇所をご紹介します!

①【カタコンベ(Catacombs of Milos)】
アダマスの北西にあるトリピティ村にはおよそ2世紀頃から5世紀頃まで使われていたと言われるキリスト教の地下墓所があります。

駐車場から斜面と階段を下る事数分……。
こりゃ帰りがきついぞ……と思わずにはいられません。

入場料を払ったらチケットをもらい、ある程度の人数が揃ってから全員で入ります。

中での説明は英語で行われます。

この墓地はローマの同型のものよりも古い可能性があり、ギリシャ全土でも最も重要なキリスト教初期の礼拝の記念碑と考えられているようです。
柔らかい火山岩に彫られたお墓は壁面にアーチ状に並び、独特の雰囲気を放っています。
全長は約200mですが奥は崩壊しているため手前の数メートルのみが観覧できるようになっています。

1843年に発掘調査が始まったようですが、残念ながらそれ以前に既に墓侵入者によって既に貴重な物は略奪されていました。

所要時間は10分くらいといったところでしょうか。
墓地というとなんとなく怖いイメージがある方もいらっしゃるかと思いますがここは厳かな雰囲気となっています。

* Catacombs of Milos *
Address: Trypiti GREECE
Tel:+30 2287 021625
営業時間
9:00~18:45
定休日:火
web site:  http://www.catacombs.gr/

【オススメの行き方】
・アダマス港より車で10分 (周辺にパーキングがいくつかあります)
・アダマス港よりバスで20分ほどでプラカへ。バス停から歩いて6分。
バス時刻等はバス会社の公式ウェブサイトをご確認ください。


②【ワイナリー(Kostantakis Winery & Residence)】

ミロス島原産のワインを手に入れたいならばこちらで!
古くからあったブドウ農園を改良し、2012年から造られたワイナリーです。

現在6種類のワインを生産されているようですが、筆者はその内の一つギリシャの白ブドウ品種のアシルティコ100%『SPILIA P.G.I ASSYRTICO』を購入してみました。
日本に帰ってきてから仲間内で開栓!

さらりとした薄い黄金の液体が綺麗~!
飲み口は軽いのですが、結構しっかりとブドウの酸味が感じられます。
アルティシコは日本ではなかなか味わえないので贅沢な気分になりました。
ああ、他のも買って帰ってくればよかった……笑。

小さなワイナリーゆえに従業員の方は昼間は生産に従事しているため、ワインの販売は夕方からのみになっているようです。

* Kostantakis Winery & Residence *
Address:Pollonia 848 00 GREECE
Tel:+30 693 664 4481
営業時間
17:00~21:00
定休日:無し
web site:  https://www.kostantakiswinery.com/

【オススメの行き方】
・アダマス港より車で10分 (周辺にパーキングがいくつかあります)
・アダマス港よりバスで20分ほどでプラカへ。バス停から歩いて6分。
バス時刻等はバス会社の公式ウェブサイトをご確認ください。


③【洋服とアクセサリーショップ(Angel)】

アダマス港のショッピングエリアにあるお店です。
ここはギリシャっぽい洋服やアクセサリーが売っていて、見ているだけでもテンションがあがるんです!

まるで神話のような洋服が沢山。
通気性の良い生地で出来ている服は水着の上からでも羽織れるので、ビーチが沢山あるミロス島では重宝します!

筆者は一目惚れした羽織を購入しました。
これを着ればギリシャ神話の登場人物気分?  笑。

* Angel *
Address:Adamantas 848 01 GREECE
営業時間
9:00~15:00(※公式情報がないので筆者の記憶です)
web site:  m.facebook.com

【オススメの行き方】
・アダマス港より車で10分 (周辺にパーキングがいくつかあります)
・アダマス港よりバスで20分ほどでプラカへ。バス停から歩いて6分。
バス時刻等はバス会社の公式ウェブサイトをご確認ください。


④【レストラン(Psaravolada Restaurant)】

筆者滞在中はミロス島のほぼ北半分のみを中心に周っていた為、ちょっと南にでも行ってみますかと向かったレストランです。
どうやらホテルも兼ねているようですが、ここに行くまでの道のりが大変でした……。
マジでこの道!? という岩と砂の悪路をひたすら車で走り、なんだかやっとマトモな建築物の前に到着。

門から暫くは車幅みっちみちな道路を進んでレストランの駐車場へ。

駐車場を降りてレストランの看板に沿って進みます。

明るい店内はビニールのカーテンがかけられていて強風を防いでいました。
お昼過ぎだったからかお客さんもまばら。

この時頼んだお魚のグリルはハーブのクリームがかかっていました。
日本だとこういう場合切身は一つだけど……流石ギリシャ。一皿で二枚入ってるわ。
しかもでかいわ。
(もちろんお腹はいっぱいになる)

このレストランは眺めよし、味よし、そしてビーチも傍にあるので長期滞在にはうってつけかと思います。
まあ行くまでが大変ですが……。

* Psaravolada Restaurant *
Address: Aghia Kiriaki 848 01 GREECE
Tel: +30 22870 31105
web site: psaravolada.gr

【オススメの行き方】
・アダマス港より車で10分 (周辺にパーキングがいくつかあります)
・アダマス港よりバスで20分ほどでプラカへ。バス停から歩いて6分。
バス時刻等はバス会社の公式ウェブサイトをご確認ください。


⑤【夕陽スポット】

いや、すみません。
スポットというか、これだけはミロス島初心者として伝えておきたかった事がありまして……。

ミロス島は!
観光地をちょっと離れると!
悪路だああーっっ!


そんなところも好きだあああっ。

筆者、夕陽を見るべくグー●ルマップで調べた辺りを定めレンタカーで走って行ったら、一歩間違ったら車ごと転落するんじゃないかと思うくらいの崖やなんかの特撮爆破シーンで使われるような岩だらけの地帯を潜り抜ける羽目になりました。
上の写真はやっと落ち着いて一旦止まって撮りました。
砂利と岩……。

人っこ一人いない。
動物すらもいない。
もちろん街灯などない。

ただ風が唸る音が聞こえてくるだけ……。
本当、よく生きて帰ってこれたよね、自分。
でも夕陽はとても綺麗に見れました。良かった良かった。

* 夕陽みたところ *
※地図ではビーチを指していますが実際に行ったところはその北側の地帯です。
オススメは……しない 笑。


◆ちょっとした周遊はバスを利用しよう!

そんな冒険しなくても、レンタカーがなくともミロス島は観光名所(主に北側)を巡るバスも運行していますよ。
時期によって時間は違うのでバスの公式ウェブサイトをチェックしてください。
https://milosbuses.com/

ちょっとわかりにくいですが、大体60分の間隔でバスはやってきます。
確か2€くらいだったので、乗る時にはコインを持っていたほうがいいですね。

最後はミロス島の景色をどうぞ!
なんか冒険者にでもなれそうな雰囲気です。

滞在中は毎日こんな風でした~。
(※音量注意)

【POINT】
国際免許について。
日本の普通免許はヨーロッパではAライセンスとなり、普通車のみ乗れます。
スクーターは排気が少ない物でもBライセンスの区分となり、日本でいうところの二輪車免許が必要となります。
50ccくらいのスクーターはAライセンスでも乗れるようですが、ミロス島にはありませんでした……。

【旅行日程】
ギリシャ旅行日程はこちら

◆こちらの記事は2019年9月の情報を元に作成されたものです◆