【JAXA 種子島宇宙センター 宇宙科学技術館】宇宙好きにはたまらない! 無料バスツアーと社員食堂で大人も子供も大満足!| 南種子町

まずは写真を。
わあ、綺麗な風景ですね~。

ハワイかな? と思うなかれ。
こちら日本の鹿児島県の南に位置する島、種子島。
種子島。種子島といえば何を思いますか? 安納芋? うん、そうね、おいしいね。
いや、それもいいんだけどこれですよ、これ!

ⒸJAXA

もうわかりましたね?
そうです、日本最大のロケット発射場である【JAXA種子島宇宙センター】です!
その広さなんと970万㎡! 某夢の国の20倍!
世界で一番美しいロケット発射場と言われている場所です!

宇宙大好き筆者。
専門的な事は何一つわからないけど、星空大好き、宇宙の不思議大好き、いつかこの世から去った時には宇宙葬にしてもらいたい。そんな夢を抱い……はい、どうでもいいですね。
種子島に行くなら宇宙センターで無料バスツアーがあるから行くと良いよと聞いていたので、申し込んでおりました。
種子島の西之表港からレンタカーで約70分。
ツアーは一日三回あるうちの二回目、13時の回を申し込んでいたので先に腹ごしらえを……とツアー受付の宇宙科学技術館から少し離れている社員食堂へ向かいます。

余談ですが、種子島に旅行されたらレンタカーは必須だと思います。行ける範囲が変わりますぞ~。
安いし、道もゆったりで運転しやすいのでおススメです!

さあ~、社員食堂『宙飯屋』へ! ふふふ、JAXAの職員さんじゃなくても社員食堂が楽しめるなんて、ちょっと嬉しい。
入ると一般の人用のメニューが提示されてました。
うおー可愛い! もう見た目が可愛い!
えー、どれにしようかな……オムライスも好きだけど、やはりここはロケットカレーにしよう!

食券を買うのではなく、直接厨房スタッフさんに口頭で伝えます。
うーん、THE・社員食堂の雰囲気!(笑)
お金は横のレジ機にちゃりーんとね。

席はご自由に、な感じです。
さっきTHE・社員食堂! と書きましたが、訂正。窓から見える景色が普通じゃない。

折角なので窓側の席に座り、いただきまーす!

見てー! 可愛いー! やっぱりめっちゃ可愛いー!
もう良い年齢の筆者ですが、思わずニヤニヤしてしまいます。

そして窓からの景色よ。ぜぇたくじゃないですか? これ。
カレーも程よい辛さでウマウマ。見た目も味も大満足です。

さあ、お腹がいっぱいになったら宇宙科学技術館へ戻ってバスツアーです!

一階で受付を済ませたら、スタッフさんの説明を聞いていざ出発。
外に待機していた専用バスへ乗り込みます。
うはー、JAXAって書いてあるううう。これだけでテンションあがるうう。
ところでバスの横のこの三本のブルーは海の色、空の色、宇宙の色を表してるんでしょうか。
(※調べたらやはりそうでした。シーブルー・スカイブルー・スペースブルーということです)

これから向かう場所は写真撮影OKの場所とそうでない場所があるという事です。
うん、気を付けないとね。
暫く走り、まずはH-IIロケットの実機(本物)が置かれている『ロケットガレージ』へ。
実際のロケットの大きさが体感できる貴重な場所です。

これは好きな人には堪らないのではないでしょうか。

全長約50mですよ! こんなに大きいのに、ほとんどが打ち上げる為だけの部分なのです。
MAJIKAYO。地球脱出ってどれだけのエネルギーが必要なんだ。

続いて向かうは『大型ロケット発射場』
先ほどのロケットガレージもツアー以外では立ち入り禁止なのですが……ここからはツアーでも撮影禁止の場所となります。
ふわー、入口がなんか緊張するぜぃー。

さて……上記の通り撮影禁止のため、文字だけでお伝えすると。

大興奮しました。

中に入って見られるのは実際にロケットが発射される射点と、ロケットが組み立てられる組立棟なのですが……筆者が一番感動したのはその組立棟と伝えたいのだ!

愛知県の三菱重工で造られたロケット機体は船で運ばれ、港からコンテナごとトレーラに乗せて大型ロケット組立棟へ入ります。
発射台の上に組み上げられたロケットは、発射台ごと射点へ移動し……。
ええい、文字で書くには限界がある!

すみません、写真! 写真の写真ですよホントすみません!
だって撮影禁止だもの、許してくださいな!
あっ、一応JAXA公式の画像もあります。

ⒸJAXA

………。
巨大すぎて、遠近感がイマイチおわかりにならないと思います……。
でもこれは直接見ないと感動が伝わらない!
なんといっても巨大なこの建造物が圧巻すぎる。
建物の高さ81mについているこのドアは、高さ67.5m、厚さ2.5m、重さ400t。
世界最大のスライドドアなのです。
この扉がゴウンゴウン開いて直立不動のロケットがお目見えするわけですよ、カッケェェエエ!!

この発射場ではバスから降りることはできないのですが、それでも組立棟から射点へのルートの中央に停止して両方を見ることで施設の重厚感が伝わってきました。

最後は社員食堂の横にある総合指令棟を覗かせて頂き、バスツアーは終了。
一時間程のツアーでしたが、スタッフさんは質問にも優しく答えてくださって大満足でした。
これが無料とは……JAXAさん、ふとっぱらすぎる……。

少し時間があったので、ロケット発射時には報道関係者が集まるという建物へ。
こちらはツアーじゃなくてもいつでも立ち入りOKだそうです。
横にある階段を上っていくと……。

ふおー、良い景色が広がっています。
ここで発射の瞬間を各報道者さんがチャキチーチャキチーと捉えてるわけですねてか発射場遠いな!

報道関係者でもこんな遠い所からしか撮影できないんだな……としみじみ発射の時の凄さを思い知りました。

尚、種子島宇宙センター内の宇宙科学技術館には宇宙やロケットに関する展示場があり、より詳しくJAXAの事業内容を知ることが出来ます。ゆっくり回ると所要時間は40分程でしょうか。

ⒸJAXA

自分でロケットの軌道を操作してうまく目的の惑星に着けるかというミニゲームもありました。
筆者も早速チャレンジしたところ、速攻惑星へ激突させましたよハハハ。

宇宙飛行士の方々が実際に宇宙に持っていかれたという宇宙食も売ってるお土産屋さんもありますよ。

ⒸJAXA

そんなわけで、種子島といえば! の宇宙センター。
宇宙好きな方は間違いなく楽しめる場所となっていますので、是非行かれてみてくださいね。

余談ですが、センターのトイレのマークが可愛いんですよ。

ね。

【POINT】
宇宙科学技術館の側にある『カーモリの峯展望台』は結構ガチめの登りなので、気軽に登り始める事なかれ。
また、あまり登る人はいないらしく途中でっかい蜘蛛の巣とか蜘蛛とか、蜘蛛とか蜘蛛の巣とかが(大事なことなので二回書く)目の前に現れるのでいい感じの木の棒を拾って冒険者になりながら進むことをお勧めします。
四回くらいエンカウントしたかな……。
登った所からの景色は格別ですよ。

* JAXA 種子島宇宙センター 宇宙科学技術館 *
Address:鹿児島県熊毛郡南種子町茎永9999-7
Tel:0997-26-9244
営業時間:9:30-16:30
定休日:バスツアーについては記事内写真をご確認ください。
試験や打ち上げ時など見学が出来ない場合があります。公式HPでご確認ください。
web site:https://fanfun.jaxa.jp/visit/tanegashima/

【オススメの行き方】
・車で西之表港より約70分(47km)

◆こちらの記事は2022年9月の情報を元に作成されたものです◆