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【マチュ・ピチュ&ワイナ・ピチュ】前編 インカ帝国の遺跡で想い馳せる | マチュ・ピチュ

世界的に超有名な空中都市マチュ・ピチュを語るには、まずこのオリャンタイタンボ駅を基点としたいと思います。
クスコから北西に60kmほど離れた場所にあるこの町には、インカ帝国時代に砦としての役割を持っていた遺跡が残っています。

非常に残念ながら筆者が到着した時は既に夕方だったため入場時間に間に合わず……。写真だけとなってしまいました。
既にマチュ・ピチュのような感じですね。

さて夜になり、オリャンタイタンボには人が溢れてきました。
そう、ここから列車に乗ってマチュ・ピチュの麓まで行くのです!
皆さんのテンションも若干高め?

駅に着くと列車が入ってきましたよー!

※音量注意

なんだか見知らぬ世界に向かうような感じが良いですね……!
中に入ると上にも窓が付いていて、外が明るければ景色が楽しめるそうです。

約2時間ほど揺られ、マチュ・ピチュの麓の『アグアスカリエンテス』(マチュ・ピチュ村)に着いた時には辺りは真っ暗になっていました。
今日はこの村で一泊して、明日の朝早くからマチュ・ピチュへ向かいます。

と、ホテルの前にディナーをしようかな。

お腹があまり空いていなくても、せっかく旅行に来たのだからと食べてしまう筆者。
でもそんなに量はいらないんだ……と控えめにスープを注文したのですが、これがまた大きなどんぶりにたんまりと入ってきたー!!
お店の人、『大丈夫、一人前だからサイズはそんなに大きくないよ』って言ったじゃぁん……。
キヌアや野菜たっぷりで味はさっぱりしていて、おいしかったけどですけどね。笑

お腹いっぱいになったところでホテルへ。
明日朝は早いので、おやすみなさーい!

そして朝です。早いです。
明け方の5時半です。
眠い目をこすりながら、マチュ・ピチュへ向かうバスに乗り込みました。

バスはぐねぐねとした山道を登っていきますので、かなり左右に揺られます。酔いやすい方は酔い止めを飲むとよいかもしれません。
一方途中では山道を歩いてマチュ・ピチュへ向かっている人々も見えました。皆凄いな……。

40分ほどしたら、マチュ・ピチュへの入口に到着です!

ここで注意!
マチュ・ピチュに入ったらトイレ等は無いので、必ずこの入口でトイレに行っておいてくださいね

正面がトイレ。
入口への行列。

結構人がすごいなぁ~と思いましたが、どうやらこれは少ないそうです。
ただ、一日の入山制限人数があるようなので最大でもそんなには混まないのかな。

入口でチケットを見せたあとに自分の名前と入場時刻をリストに書いて、いざインカの失われた都市へ!

最初は少し道を歩き、階段を上ると……。

わあー!!
目の前に広がる空中都市!!


あっ、でもちょっと待って。
まだ上ったほうがより良い景色が楽しめるという事なので……。

『インカの道』を歩いて上を目指します。
このインカの道はクスコからずっと続いているオリジナルの道だそうです。

遠くの山肌に見える細い道の先、丁度V字の窪んだあたりに『太陽の門』があるとガイドさんが教えてくれました。
本来マチュ・ピチュはクスコから歩いてくるということですが、今はその起点である『KM82』という駅からおよそ40km、3泊4日かけて歩く『インカトレイル』というものもあるようです。
その行程だと最終的にあの『太陽の門』をくぐり、こちら側に歩いてくるのだとか。
それはそれで感動しそうだけど、体力が要りそうだな……。

上の写真で壁から突き出ているのはオリジナルの階段のようです。
けっこー体幹が求められそうそうだな……。
徒歩でここまで来るにしろこの階段にしろ、昔の人の身体能力には驚かされますね。

さあ、いよいよマチュ・ピチュの全景へ!

わー! 綺麗!!
わー! 素敵!!!


空気も清々しくて、緑が鮮やかです。
遠く、居住区のあるエリアは中央の庭園より左側が役人などの身分の高い人々、右側には庶民が住んでいたということです。
そこへ向かって歩いてみましょう。

いくつかある段々の部分は当時は場所によって用途が違ったそうです。
山が崩れないように圧力をかけて造られた段の斜面、畑として使用していた段の斜面などがありました。

さあ、役人さんの居住区エリアに入りました。
このような門をくぐって振り向くと……。

門の上の中央に突き出た石、門の左右に窪んだ部分がありました。
ここにロールスクリーンのように布を垂らして入口としていたようです。
考えてるなぁ~。

と!
雲が出てきました!

あの某天空の城のアニメの音楽が聞こえる気がする……。

雲がかかるマチュ・ピチュも最高ー!!

上の写真は『太陽の神殿』です。
マチュ・ピチュは一説には天体観測のために造られた遺跡とも言われています。
今でいう夏至には南の大きな窓から、冬至には東の大きな窓から太陽の光が入り込むことで季節と歴を確認していました。

歩いていると朝日が山の向こうから現れ、眩い光が差し込んできたここは通称『 3つの窓の神殿 』。
空いた窓からは夏至になると光が差し込み、 手前にある岩に当たって影と共にインカ十字の形が現れるそうです。

注目はこの三つの階段状の形。
『サクサイワマン』にもありましたが、インカ文明の独特の世界観である天上(神の住む世界)・地上(我々の住む世界)・地下(死後の世界)という3つの世界が意識されているのだそうです。

上の写真は冬至の時期になると太陽の光を受けて姿を現す『リャマ』の影。
確かに頭の部分がリャマに見える。可愛い 笑。

と、思っていたらご本人(?)登場!
フツーにその辺を歩いてました。かわいい。。。

記事前編最後はマチュ・ピチュの風景をパノラマでどうぞ。

※音量注意

後半では正面に見えるワイナ・ピチュに上り、降りてきた後は庶民の居住エリアを歩きます。

【POINT】
遺跡の中を歩けるという事が素晴らしい!

【旅行日程】
ペルー旅行日程はこちら

* Machu Picchu *
web site: https://www.machupicchu.gob.pe/
※マチュ・ピチュ、ワイナ・ピチュは入場制限がありますため予約が必要です。(午前/午後)
詳しくは公式ウェブサイトをご確認ください。

【オススメの行き方】
・オリャンタンタイボ駅からペルーレイルかインカレイルにて列車でマチュ・ピチュ村へ。
マチュ・ピチュ村から専用バスで30分程。



【ガイド紹介】
*Project Yosi
代表:本間賢人さん
web site:https://www.yosip.org/
※中南米の各国に特化したツアーをされていらっしゃいます。 
全てのホテル、車、飛行機、列車、チケット、食事等の手配をお願いできます。

◆こちらの記事は2019年6月の情報を元に作成されたものです◆