【クスコ】標高3,400mの古都! 堅固な石壁の魅力とお勧めグルメ&ホテルを紹介| クスコ

この都市に降り立ったらまず深呼吸をしてください!
なんといっても標高3,400mなので気を付けないとあっという間に高山病で体調を崩してしまいますよ~。

そう、飛行機で降りる時も結構ギリギリのラインを攻めていきます。

リマから約1時間でクスコの街へ。
旋回して空港へ。
山が近い近い近い近い!

降り立った日は父の日のイベントが重なって街はお祭り騒ぎでした。
中心地であるアルマス広場には沢山の人が集まっていて、歩くのも一苦労……まさかクスコ中の人が集まっているのではなかろうなというくらいの混雑っぷりでした。

クスコ大聖堂。
虹色の旗はクスコの街の旗。
この門から先が重要な建造物があるエリアとなっているそうです。

ところでこのお祭りはクスコにとってはかなりのメインイベントらしく、出し物が沢山ありました。
衝撃的だったのはその外見なんですがちょっと見てくださいな。

インコ……かな?
これ絶対、人喰い熊でしょ……。
何故、虫なのか。

恐怖しか感じな……いや、決してセンスが良いとはいえないキャラクター達があちらこちらに練り歩いてます。しかもみんな大きいんだよ……。

また、盆踊りではないですが踊りながら歩く人達もいました。

衣装が可愛い。
なんかこの仮面何かに似て……はっ、アノニ●ス……?

お祭りを見学した後は大賑わいの中心部から少し離れ、クスコの街を散策しました。

遠くに見えるのは教会です。
教会は誰でも入れる場所ですので、ちょっとお邪魔したら丁度讃美歌を聴く事が出来ました。
心が洗われる……。

さて、クスコの街といえばインカ帝国時代に築き上げられた石の壁も見どころの一つです。
至る所の路地には、この緻密に積まれた石で出来た壁が伸びています。

また、インカ文明は蛇とピューマとコンドルを神聖化していることもあり、所々で象られたそれらを確認することが出来ます。
下の写真にはピューマと蛇が隠れていますよ。

ピューマが隠れている壁。
蛇が隠れている壁。

わかりましたか?
ちょっと難しかったかな?

はい、答えはこちらでーす。

……ね。
うん……大丈夫ですよ、わかんなくても……。

けっこーーーー強引だなと筆者も思いましたから……てか、これ発見した人、すごいな。

それにしても近づけば近づくほど、岩の隙間がないみっちりとした石積みには驚かされます。
インカ帝国の後にスペイン軍の征服と占領によって壊されてしまった壁も街にはありますが、後にスペインが修復したそれらは、しかし隙間がかなり空いていて到底この建築には及びません。

こちらの写真の真ん中にある大きな石は、アトゥン・ルミヨック通りの石壁の中にある有名な『12角の石』です。
アトゥン・ルミヨックとはケチュア語で『大きな石』を意味していて、この石を記念して名付けられたのではないかということでした。

隣接する石との間にはカミソリの刃も通らないほどのぴっちりとした並べ方。
堅固な石壁でできたこれらの基礎は、スペイン政略の後に起きた大地震にもびくともせずに残ったそうです。

恐るべしインカ文明。

夜のクスコも綺麗です!

さて、ここからはクスコでお勧めのレストラン2軒とホテルをご紹介します。

まずはアルマス広場から繋がるプラテロス通りをちょっと入ったところにある『PER.UK CAFE』。

ブルーグリーンのアクセントが綺麗です。

こじんまりとした店内ですが、インテリアが結構可愛らしく清潔感もあって素敵です。
ですが、案内してくれたガイドさん曰く『味は良いのに、いつ来ても空いている』んだとか。
見た目が可愛いからスイーツ店と思われているのかなぁ。笑

ペルーでは必ず食事の前にこのようにおつまみが出てきます。
それとお店独自の辛いソース。これがまた味が違って面白いしおいしいんです!
このポテトチップスもお店で揚げているのかな。ぱりっぱりでおいしかった!

注文したのはアルパカのステーキのブルーチーズソースがけ。
なんとアルパカのお肉は焼き加減が選べるとのことだったので筆者はレアでオーダーしたのですが、これがまた良かった。
食感は牛肉に近く、柔らかくて臭みは無し。お肉自体の味はクセはなくて食べやすいです。
ブルーチーズも香りも味もまろやかで、おいしかったです。

ほんと何で混まないのか……。

お次はアルマス広場に面しているレストラン『CEVICHE Seafood Kitchen』です。
夕飯はがっつりしたのじゃなくてあっさりしたのがいいなぁ……そうだ、セビッチェ(※ペルー料理である白身魚のマリネ)が食べたい。
という事で連れて行ってもらいました。

店内は明るく広いです。
壁の蛸のイラストが目立つ……。

ここでもお店オリジナルの辛いソース!
いやむしろ一つはもはや唐辛子そのものですね 笑。

このお店のセビッチェはこんな感じ。
オレンジ色のさつまいも『カモーテ』と南米のとうもろこし『チョクロ』、玉ねぎと白身魚が入っています。
『Punto Azul』のセビッチェよりもあっさりしていました。内陸で魚料理がこれだけおいしいのは嬉しい。

目玉焼きが乗っているのは、筆者が頼んだ『CHUPE DE LANGOSTINOS Y PESCADO DEL DÍA』。
中には海老や魚やお米が入っていて、日本でいうところの『おじや』みたいです。
チーズも入っているのでおじやよりは味が濃いかな。量も1人前よりちょっと多いくらいなので助かりました。

※前夜のアグアスカリエンテス(マチュピチュ村)で1人前が1人前じゃなかった事件がありまして……。

最後は筆者が泊まったホテルです。
ガイドさん曰くクスコで一番お勧めできるホテルとの事!

エントランスホールもウェイティングスペースも素晴らしいこちらは『JW Marriott El Convento Cusco』。
16世紀の修道院を改装して造られた、麗しき五つ星ホテルです。
アルマス広場からは少し歩きますが、余裕の範囲内です!

お部屋も広くて、ええとこのベッドはキングサイズかな?
キングサイズのベッドって眠る前は『うははー真ん中でどーんと寝てやるー』と両手両足を広げてみるのですが、朝気づくと端っこにおります。。。こんな広いの慣れてないからね。。。

いや、そんな事はいいんですよ。すごいのはお部屋に酸素が重鎮されているという事!!
忘れていましたがここは標高3,400mの地域、高山病になってもおかしくありません。
そんなところまで気が利くとは、さすが五つ星ホテル……。

朝ごはんのビュッフェも素敵でした。あまり食べられないかもーと着席したのに、色々おいしそうだったのでしっかり食べてしまった 笑。

好きな具材を入れて卵料理を作ってくれるライブキッチンや、グルテンフリーのコーナーまでありました。

インカ帝国時代の首都、クスコはおよそ300年の歴史を持った古都。
古き石に触れながら、ゆっくりと街を歩いてみてくださいね。

【旅行日程】
ペルー旅行日程はこちら

* PER.UK *
Address:Calle Plateros 344, Cusco 08002 PERU
Tel:+51 84 233978
営業時間
11:00-23:00
Web site: https://peruk.business.site/

【オススメの行き方】
アルマス広場から徒歩3分(約180m)

* CEVICHE Seafood Kitchen *
Address:Portal de Panes 181, Cusco 08002 PERU 
Tel:+51 84 266334
営業時間
12:00-22:00
Web site: http://cevicheseafoodkitchen.com/

【オススメの行き方】
アルマス広場から徒歩1分(約90m)

* JW Marriott El Convento Cusco *
Address:Esquina De La Calle Ruinas 432 Y, Calle San Agustin, Cusco 08001 PERU
Tel:+51 84 582200
Web site: marriott.com

【オススメの行き方】
アルマス広場から徒歩5分(約400m)

【ガイド紹介】
*Project Yosi
代表:本間賢人さん
web site:https://www.yosip.org/
※中南米の各国に特化したツアーをされていらっしゃいます。 
全てのホテル、車、飛行機、列車、チケット、食事等の手配をお願いできます。

◆こちらの記事は2019年6月の情報を元に作成されたものです◆