【塩竃 すし哲本店】寿司の極みここにあり | 塩竈市海岸通
私的に最高のお寿司が味わえるお店だと思っています。
仙台駅より仙石線で約30分。
本塩釜駅からすぐのところにあるここ、『すし哲』は塩釜を代表する寿司店のひとつです。
この日は少し早めの17時から入店。
入ると明るい女将さんの声が響き、カウンターにいる職人さん達がどうぞどうぞと声をかけてくれます。
まずはメニューを。
お酒も色々取り揃えられていて、迷ってしまいますが……。
ここは地元塩釜の銘酒でもある阿部勘さんの亀の尾を! 水のごとくさらっとしている飲みやすさ。
早く海の幸と合わせたい~!
右から左へ全部ください! と言いたいのをぐっと堪え、吟味していきます。
と、イケオジ職人さんが『かつおの酢のもの、旨いよ』とお勧めしてくださいました。
かつおの酢の物って聞いたことない……ということで、もちろんお願い。
それから金華さばのお造りと閖上(ゆりあげ)の赤貝を。
まずは閖上の赤貝から……お、大きい! ぷりっぷり、いや、ぶりっぶりの身を歯で噛むと磯の香と赤貝の甘みが広がります。し、幸せ~……。
そこに日本酒をきゅいっと流し込むと、し、幸せ~……。
続いてお勧め頂いたかつおの酢のもの。
これ。
これは。
これは絶対に食べるべき一品です!!!
上に乗っているのはネギが和えてある大根おろしと茗荷。
それを秘伝のお酢に溶いてかつおと一緒に頬張ります。
鰹のしっかりとした味に、さっぱりしたお酢が絡まって抜群!
もちろん鰹の臭みなど一切ありません。
なんだこれ~と驚いていると、女将さんも職人さんも『旨いだろ旨いだろ』と、にこにこしています。
はい、おいしいです! さすがお勧めの一品!
そしてもう一つのお勧めは『あんこうの共和え』。
こちらはあんこうの身を切ってほぐし、型に入れて固めたもの。
あんこう自体にゼラチン質が多いため、自然に固まるそうです。
そこにあんこうの肝と味噌を混ぜたソースがかけられています。
これは白ワインと一緒に。
身が締まってて噛み応えがあり、あんこうの濃厚な旨味が口の中いっぱいに楽しめます。
少し甘めの味噌が逆にさっぱり感を与えてくれて良い感じ。
同行者は握りを堪能。私、おつまみばかりですみません。。。
当たり前ですがお寿司も絶品ですよ。
お米はもちろんササニシキ。
一流の職人さんが目の前でさっと握るのを見れるのがカウンターの特権。
お砂糖とお塩の加減が程よく調整された酢飯の米粒が口の中で解けていって……。
おいしいよ! おいしいよう!!
語彙力がないのがつらいけど、おいしいしか言えない!
そろそろお腹いっぱいになってきたけど……最後はやっぱり海苔巻きで〆ないとね!
仙石線は夜遅くまで動いているので、仙台駅前に宿泊していても帰りは安心。
牛タンもいいけれど、ちょっと足を伸ばして海の幸を堪能してみてください!
また、仙台駅隣接のS-PALにもお店はありますが、お勧めはやっぱり本店かな。
余談ですが、たまたま一緒の時間にいらっしゃっていた地元の方も『俺の知ってる寿司屋で一番旨いんだよここは!』と幸せそうに語ってました。
うんうん、わかりますー!
【POINT】
車で行かないほうが吉(お酒飲みたくなるから……)
その他宮城県のおススメはこちら!
* 塩竃 すし哲*
Address: 宮城県塩竈市海岸通 2-22
Tel:022-362-3261
営業時間
平日 :11:00~15:00 /16:30~22:00
土日祝:11:00~22:00
定休日:木曜(祝日は営業)
web site: http://www.shiogama-sushitetsu.com/
【オススメの行き方】
仙石線本塩釜駅から徒歩2分(約120m)
◆こちらの記事は2019年4月の情報を元に作成されたものです◆