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【アリアアマゾンクルーズ滞在記④】超優雅! 南米アマゾンでの豪華客船クルーズ | アマゾン

全四回に分けてお送りしている【アリアアマゾンクルーズ滞在記】
いよいよ最後の記事となります。
前回は【アリアアマゾンクルーズ滞在記③】
今回の記事も長くなっておりますが最後までお付き合い頂ければ嬉しいです!

クルーズ最終日の予定表はこちら。
表に書いてありませんがこの日も朝早くのボートライドがありました。
お目当てはバードウォッチングです。

静けさの中、ボートのエンジン音だけが響きます。
クルーズ船から少し離れ『プエルトミゲル村』周辺を漂いながら沢山の鳥を見ました。

カワセミや浮草の上で歩く可愛い鳥もいました。
この浮草、アマゾンレスキューセンターで見たマナティの餌と同じだそうです。
何とかレタスというらしい……レタス……美味しそうだけど、多分美味しくないから地元の人も食べないんだろう……。

主に漁業で生計を立てている『プエルトミゲル村』にはもちろん子供達もいます。
その中でナマケモノの赤ちゃんを抱っこしている男の子がいました。

可愛い!

なかなかない機会なので、筆者もナマケモノを抱っこさせてもらう事にしました……緊張するなあ。
ガイドの本間さんが『爪に気を付けてくださいね』と言うので、ナマケモノ、嫌な時はめっちゃ素早くなるのかと思いましたがそんな事はないようで。

無事攻撃されることなく抱っこできました。
思ったより毛がゴワゴワしていて固い! そして動きがゆっくりすぎる~ 。

さて、この日はカヌーに乗る体験と川で泳ぐ体験があったのですが、水着を持って来ていなかったのでカヌー体験のみを希望しました。
あっ、カヌーてなんか現地で用意されてるんじゃなくてそうやって積んでくるのね。

いや~、カヌーを漕ぐなんて……。
初めてですよ。

地元の井の頭公園のボートなら漕いだ事あるけど、カヌーって難しいな!?
パドルを懸命に動かせど、全然進まぬぅううう!
ふぬうう!

ふぬうう……ふぬうぅ……。
あー、疲れた。明日は筋肉痛だな……。

苦戦している中、おじーちゃまおばーちゃまのカヌーが遥か彼方へ進んでいきます。
そのスピード、こちらのカヌーの四倍以上。
なんなのあの人達。なんかのカヌーレースの名のある覇者か?

まあ時間はたっぷりあるので追いつくのは諦めてゆっくりと進む事にしますか。
大きい背丈の森林が左右に生い茂り、静けさが漂う中でカヌーでのんびりと川の流れに身を任せる事数十分……。
日本では絶対に体験できない贅沢な時間です。

それにしても全く進まないな。

※この後、後ろに乗っていた本間さん(カヤック経験者)のおかげで無事ゴールまで着けました。

『アリアアマゾン号』に戻る途中、大きめの猿にも会えました。
凛々しい顔をしていますね。

疲れた身体を癒したい方はマッサージもお勧めですよ。
コースもいくつかあり、とても気持ちの良い時間を過ごせます。

さあ、ランチタイムは三階のデッキで!
爽やかな風が吹く中での食事は最高です。
ああ、食べ過ぎたら夕飯が入らなくなるのに……食べてしまうのは何故だろう。

それにしても本当に素晴らしい時間です、アリアアマゾンクルーズ。
筆者はツアーとツアーの間の空いた時間のほとんどを三階デッキで過ごしていました。
ソファで寝れるんだもーん。

時には沢山のバナナを詰んだ船がイキトスの町へ向かって通りすぎていきます。
大量すぎじゃない?

このペルーのアマゾン川州域には208のコミュニティ(村など)があり、約92,000人の地元の人達が住んでいるそうです。
午後はその内の一つの村に降り立ちました。

こちらも朝に立ち寄ったプエルトミゲル村と同じように漁業で生活している村。
鶏もいますが日常的な食用ではなく主に卵を採るためであり、鶏肉として食べるのは何か特別な時か又はイキトスの町に売りに行って薬代にするそうです。
オーガニックで育てているので結構高値で売れるとか。

真っ赤な実を持つ樹木。
この実は食用ではなく、化粧用ということです。

開けると小豆のような種が入っていて一見食べられそうですが、潰すと真っ赤な染料に!

お祭りなどの時に顔に塗るそうです。
上の写真は一緒の船のお客さん。楽しそうですね(掲載許可取得済)

イグアナもいましたよ。
わかりますか?

村の内部へと入ります。
アリアアマゾンクルーズでは公正を保つため、立ち寄る村はその時によって変えているのだそうです。
村には十数人の子供達がいて、名前などを紹介し合って交流をしました。

1990年にフジモリ大統領が学校政策を始め、五年後には村の全てに学校が設立されたというペルー。
しかし今でも貧困は厳しく、例え学業を終えた子が二十人いたとしても大学に行けるのは一人しかいないそうです。
また医療の問題もあり、ちょっとした怪我が原因でも抗生物質が手に入らない為亡くなってしまう村人もいると聞きました。

今回の交流ではクルーズの他の方が子供達にカラーペンなどをプレゼントしていました。
筆者は何も用意していなかったのですが、除菌剤などを持って行けば良かったかなぁと少し後悔しました。


さあ、村を出て最後のサンセットタイムです。
ボートの上で沈む夕日を眺めながら、ナッツを頂きます。

滞在中は船上でのランチ時に少し雨が降っただけでスコールに見舞われる事もなく、過ごしやすい天候の日が続きました。
ありがとう、アマゾン!

最後の夜はちょっと特別ですよ。
ディナーの前にクルー達による演奏会がありました。

四日間をもてなしてくれた今回のクルーは二十四人。
今現在船を操縦しているキャプテン以外の全員が揃い、ご挨拶をしてくれました。
全然気づかなかったけど、操縦士さんは四人もいたようです。

皆さん結構な腕前で、大きな声で歌いながら演奏してくださいました。
アリアアマゾンクルーズを運営しているAQUA EXPEDITIONS の企業理念の一つは現地での雇用を生み出す事だそうで、実際にクルー達もこのアマゾンの出身者だということです。
確かにこのクルーズは少しお値段が張りますが、納得のいく価格です。

尚、最後の日には部屋に封筒が置かれます。
クルー達へのチップを入れて二階ロビーの専用BOXに入れる事で、感謝を伝えましょう。
目安は100$~180$で現金のみ。※ペルー通貨はヌエボソルですがUS$で大丈夫です。

ラストディナーもボリュームたっぷり。
タピオカ粉にちょっと酸っぱいソースをかけ、チキンピラフと混ぜて食べるのが地味にやみつきになりました。

一生に一度は参加してみて欲しいアリアアマゾンクルーズ。
記念日旅行でハワイなどの有名な場所も良いですが、筆者は断然このクルーズをお勧めします!

広大なアマゾンを旅して豪華客船に帰る至福の瞬間を是非体験してください!


これにて【アリアアマゾンクルーズ滞在記】は終了です。
お読みいただき、有難うございました。

世界にはまだまだ知らない旅がいっぱいです。
沢山旅するぞー!

【POINT】
毎日しっかり食べ、アルコール摂取してたら三キロ太りました

【旅行日程】
ペルー旅行日程はこちら

* AQUA EXPEDITIONS *
web site: https://www.aquaexpeditions.com/

【ガイド紹介】
*Project Yosi
代表:本間賢人さん
web site:https://www.yosip.org/
※中南米の各国に特化したツアーをされていらっしゃいます。 
全てのホテル、車、飛行機、列車、チケット、食事等の手配をお願いできます。

◆こちらの記事は2020年2月の情報を元に作成されたものです◆