【ドライバー食堂】これぞ韓国の家庭料理! 地元民で賑わう活気あふれる大衆食堂! | ソウル市

皆さんは韓国に旅行したら何を食べますか?
韓国焼肉、冷麺、チーズタッカルビ、ハットグ……有名な料理は明洞市内に沢山あるけれどちょっと足を伸ばして地元の人で賑わう食堂で韓国の家庭料理を食べるのもなかなかオツなものですよ。

今回ガイドして頂いたイ・サンチョルさん、通称サンちゃんが連れてきてくれたのはタクシー運転手御用達だという『ドライバー食堂』。
住宅が立ち並ぶ大通りに面した食堂という事は、観光客によって繁盛しているわけではないということ。
いいですね~!
駐車場に並んでいるタクシーの密集度からして、期待が高まります!

一歩中に入れば飛び交う韓国語。
そう、誰も『お客様ーなんめいさまー?』という日本語は使ってこない。
というか多分使えない。

せわしなく動くおばちゃまに指定された小上がりの部屋には長テーブルがあって男性陣で満杯。
皆さん賑やかに喋りながら鍋を突いています。
ちなみに厳寒の韓国、なんと床暖房がついていました……!

椅子席にもさっきまで現場で働いてました感のおじさまが密集。
ああ……いいよ……いいよ~この雰囲気!

メニューも全く読めないのがいいよおぉ~!
日本語はおろか、英語すらも書いていない所がいかに地元の人相手というか。

わからないのでサンちゃんに全部お任せしてもらう事にしました。

サンちゃんがオーダーすると、卓上コンロが置かれました。
なるほど、これで鍋料理を作るのですね!

『今回は豚肉料理二種類と鶏肉料理にしました』とサンちゃん。
見るからに辛そうな赤い味噌が入ったこの鍋は『タットリタン(닭도리탕)』という料理だそうで、骨付きの鳥肉と玉ねぎが入っています。

そうそう、韓国といったらこれですよね。
サービス満載の副菜!
やっぱりキムチがとても美味しい。

もう一個卓上コンロが置かれ、その上には豚肉と玉ねぎ炒めの『テジプルコギ(돼지불백)』が乗せられました。
火を点けてじっくりと炒めていきます。
ああ~美味しそう~。

どうですかこのプルコギ丼!
そのままでも美味しいのですが、お米に乗せて食べると素晴らしき豚丼になります!
(写真が何故しょぼいのかというと、炭水化物制限をしている筆者の哀れな努力です)
玉ねぎがほんのり甘く、弾力がある豚肉は食べ応えがあります。

そうしている間にタットリも良い感じに煮立ってきました。
見た目は辛そうですが……。

鳥肉は柔らかく、思ったよりも後を引かない辛さなのでどんどん食べられます。
それよりも煮込まれ過ぎてて熱い 笑。

『チェユクポックム(제육볶음は豚肉と野菜のコチュジャン炒め。
こちらも赤いですが、どちらかというと甘辛い味付けでマイルドです。
コンロが乗りきらないため、調理して運ばれてきました。
豚肉の脂身の旨味が凝縮されていて、個人的には一番好きでした。

韓国の家庭料理が食べられる大衆食堂『 ドライバー食堂(양천기사식당)』。
観光地の味に物足りなくなったら是非行ってみてください!

【POINT】
量が多いので数人でシェアがオススメ。

【旅行日程】
韓国旅行日程はこちら

* ドライバー食堂(양천기사식당)*
Address: Yangcheon-gu, Sinwol 2(i)-dong, 602-8 Seoul,,KOREA
Tel:+82 2-2694-5732

【オススメの行き方】
地下鉄2号線「 Sinjeongnegeori (シンジョンネゴリ)」駅から徒歩8分(約600m)

【ガイド紹介】
代表:イ・サンチョル(Sang-Cheol Lee)さん
TEL: +82-10-4263-3030
E-Mail: sanchu3@hanmail.net
LINE ID:sanchu3030
※日本語が堪能な韓国人の男性です。メールでの日本語のやり取りも可能です。
大手観光会社にはない面白いツアーを組んでくださいます。

◆こちらの記事は2020年1月の情報を元に作成されたものです◆