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【ドラギ】父の意志を受け継いだ息子達が生み出す美しい銀細工 | ブエノスアイレス

日本の真逆に位置するともいえる、アルゼンチンの首都ブエノスアイレス。
そこから車で一時間半ほどにある決して大きくはない町サン・アントニオ・デ・アレコに、今でも伝統的かつ独創的なデザインの銀細工を生み出している工房がありました。

【Draghi (ドラギ)】という名のここは、地元出身のフアン・ホセ・ドラギ氏が立ち上げた六十年続く工房。
スペイン人と先住民との混血住民である『ガウチョ』の精神を書いた小説に非常にインスピレーションを受け、独学で彼らの伝統や習慣を学んで作品を築き上げたそうです。

残念ながら2008年にドラギ氏は他界されましたが、今は息子であるマリアーノ氏が情熱の意志を受け継ぎ、イタリアで学んできたデザインを元に美しい製品を手作りしていらっしゃいます。

ガウチョは遊牧民でもあり、主に農業や馬で狩りに出る生活をするので、こちらの工房には銀で出来た馬具が沢山ありました。

馬に乗って足を乗せる鐙(あぶみ)も、デザインが凝っていて素敵です。
ガウチョが生活の中で使用するナイフも柄の部分、鞘の部分にまで細かく細工が施されていました。
まるでファンタジーに出てくる道具のように美しいです。

工房の中も見せて頂きました。

原料となる銀の粒は結構白っぽいです。
因みにこちらの工房ではイギリスの名門ポロクラブで行われた女王杯でのトロフィーを献上した事もあるそうです。

工房の中を一回りした後は、きっと銀細工が欲しくなっているはず。

そんな方の為にこちらの銀で作られたベルトや指輪、ネックレスが販売されていますよ。
ドラギ氏のもう一人の息子であるパトリシア氏が手がけるアクセサリーは繊細かつ新鋭的。
少しだけ高価ですが、手が届かない範囲ではありません。
筆者は色のついたお花のネックレスを購入しました。230$くらいかな。
ただ、カードだと何故か高くなるので(350$になると言われた)欲しい方は現金を多めに持つ事をお勧めします! 笑

兄弟達が今も情熱を注いでいる【Draghi 】。
ブエノスアイレスから少し足を伸ばしてでも、行ってみる価値が充分にある工房でした。

【POINT】
ネックレスはトップとチェーンを好きな組み合わせにしてくれますよ。

【旅行日程】
アルゼンチン旅行日程はこちら

* Mariano Draghi  *
Address: Lavalle 387, San Antonio de Areco , Buenos Aires,Argentina
Tel: +0054 9 2325 65 0600
営業時間
月~金  10:00-14:00/16:00-19:00
土    10:00-12:30/16:30-19:00
日    10:30-13:00
web site:  https://www.marianodraghi.com/

【オススメの行き方】
・ブエノスアイレスから車で一時間半(約117km)

【ガイド紹介】
*Project Yosi
代表:本間賢人さん
web site:https://www.yosip.org/
※中南米の各国に特化したツアーをされていらっしゃいます。 
全てのホテル、車、飛行機、列車、チケット、食事等の手配をお願いできます。

◆こちらの記事は2020年2月の情報を元に作成されたものです◆