海を飛んだ事はありますか?
飛行機で海の上を……ではなく、海の中を文字通り飛ぶのです。
そう。スキューバダイビングの事です。
よく泳げないからという事で敬遠されてしまいがちなスキューバダイビングですが大丈夫。
泳げなくても足をバタバタする事が出来れば、子供からお年寄りまで可能なんです。(マジで)
そんなわけでご紹介するのは、伊是名島でご夫婦で経営されているダイビングショップ『GUIN(グイン)』です!
伊是名島は沖縄本島の北西部にある円形の島。
離島ですがあまりメジャーではないので初めてその名前を目にする方も多いのではないでしょうか。
伊是名島へは本島の国頭郡今帰仁村にある『運天港』からフェリーに乗って向かいます。
那覇から運天港までは車でも2時間近くはかかるうえ、フェリーは一日二便なので計画して行動しないと大変な事になりますよ 笑。
ダイビングを一本でも多くしたい方は10時半に出る午前便に乗るのがお勧め。
取材時はちょっと雲が多い日でしたが、フェリーの上から離れ行く本島を眺めて風に吹かれるのも良い気分です。
約一時間ほどで、のんびりとした空気漂う伊是名島へ到着。
5つの地区の内、沖縄の特色が色濃く残っている伊是名地区に『GUIN』はあります。
古民家をリフォームした(なんと『GUIN』のご主人が独学で!)ショップ兼ご夫婦の家は、とても心地良い雰囲気となっているのです。
『GUIN』では体験ダイビングコースも取り扱っていますので、初心者の方でも安心です。
スーツやフィン、必要な器材もレンタルしてくださいますので水着だけあれば大丈夫!
(※但し用意に限りはありますので、ショップにご確認ください)

さあ! お待ちかねの海です!
潜る場所=ポイントまでボートで数分。
案内してくださるポイントはどこも港から近場なので、移動も数分程度の場合が多いです。
ボートは苦手という方でもこれは嬉しいですね。
ボートの上からでも十数メートル下の海底が見えるくらいに透明度が高い伊是名の海。
いよいよ潜る時がやってきました!
ボートの淵からエントリーをして見渡せば……。

そこには青の世界が広がっていました!
ここは流れによって白砂が波打つ形を作っている明るいポイント。
体験ダイビングでも連れてきて頂ける絶景ポイントです!
うっとりするくらい綺麗な白い景色がどこまでも続いていて癒される……。
(※音量注意)
こちらは洞窟のポイント。ファンダイビング(ライセンス取得者)で訪れる事が出来ます。
神々しい光が差し込み、水の天井が広がるこの素晴らしさ……。
(※音量注意)
また、珊瑚礁が広がる景色も圧巻です。
大自然が生んだ海の動物……そう、珊瑚は動物なんですよ!
(知ってました? 私は知らなかった)
取材時は丁度産卵が始まる時期となっていたようで、卵がついてる珊瑚もいました。
(※つぶつぶ、音量注意)
揺れるツツミウミヅタに見惚れながらぼんやりしていると、インストラクターさんが呼んでいます。
何? 何? と近寄ると、めずらしいピンクのハダカハオコゼ !
かっ……可愛い~!! と水中で叫んでしまいました。

そして小さなイソギンチャクの中には、なんと透明なアカホシカクレエビが。
実際には1cm程とすごーく小さいので、見つけられるインストラクターさんはさすがプロ……と毎回感動してしまいます。

冒頭でもお伝えしましたが、透明度の高い海でのスキューバダイビングはまるで空を飛んでいるような浮遊感と気分になれます!
ファンダイビングの方も体験の方も絶対に満足が出来る伊是名のダイビングスポット!
しかもショップのご夫婦がまた素敵なんだ……。
ダイビングスポットとしてはまだまだメジャーではないのですがその分新しい発見が色々ある伊是名島!
本当にお勧めでーす!

【POINT】
亀が人に慣れていないので泳いで逃げていくスピードめっちゃ速い。
その他 沖縄県のおススメはこちら!
* イゼナマリンサービス グイン *
Address:沖縄県島尻郡伊是名村字伊是名813
Tel:0980-43-9984
web site: https://izenaguin.com/
予約必須。伊是名島までや宿はご自分での手配となります。
詳しくは公式ウェブサイトをご確認ください。
【行き方】
運天港より伊是名島行フェリー。到着後はショップの方がお迎えに来てくださいます。
運天港へのアクセスは車か高速バスがお勧め。
詳しくは各ウェブサイトをご確認ください。
高速バス 【やんばる急行バス】 http://yanbaru-expressbus.com/
フェリー 【伊是名村HP】 https://vill.izena.okinawa.jp/
◆こちらの記事は2019年5月の情報を元に作成されたものです◆